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高安の森 自然楽校

森と遊べる人になろう!

2018.2.7

団体

今回ご紹介するのは、高安の森 自然楽校。
毎月第4土曜日に開催されている、森林や公園などで自然観察やネイチャークラフトを楽しむ会です。

自然楽校は、自然観察を行うリーダーを育成する意味も込めて開催されていて、毎月色んな層の参加者が来られています。
私たちが取材に行ったときは、高安山でリースを作りました!

実際に作ったリースがこちら。
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こちらのリースの材料、実はすべて高安山で現地調達!

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悪戦苦闘しながら、つるを採りました!

こういったつる性の植物は、他の植物に巻き付き、森の中に光が入ることを遮ってしまい、生育を悪くしてしまうんだとか。
なので、定期的に取り除くことで森も元気になるそう。

ただ、今回参加した際には、過去に参加したときよりかなりつるが少なく、リーダーの一人に聞いてみると、「手頃なつるがないのはリースづくりとしては、ちょっと残念だけど、森にとってはその方がいい。これまでやってきた成果かな。」とのこと。

みんなで楽しみながらネイチャークラフトをすることは、実は森を守ることにもつながっているんですね。

リーダーの齊藤さん曰く、こういったネイチャークラフトには他にもたくさん意味があるそう。
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まずは、子どもたちが普段触れ合うことのない自然に触れ合うきっかけになること。
そして、テレビゲームとは違って、自分で悩みながら創意工夫して苦労して、モノを作る経験をするということ。

このあたりまでは、一般的に考えても想像がつきます。

が、植物を燃やしたり腐らせたりしないことが、地球温暖化の防止になるってご存知ですか?

ご存知の通り、植物は二酸化炭素を吸収します。そして、燃やすと二酸化炭素を出してしまう。
また、腐ることでも二酸化炭素を排出してしまいます。

そこで、ネイチャークラフトなどの形にして、少しでも長い間、腐らせることもなく、燃やすこともなく置いておくことが二酸化炭素の排出を遅らせることにつながります。

そして、その間に新しい植物が育てば、温暖化を食い止めるひとつの手助けになるとのことです。

このネイチャークラフト、かわいくて、創るのが楽しい、それだけではなく、深い理由があったのですね。
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齊藤さんは、自然楽校の中で色んなお話をしてくださいます。

中でも印象に残っている一言が、「植物の名前を覚えるのは、植物と友達になること」という一言。

「植物の名前ってあんまり覚えられない…」と思っている方、もしかしたら多いのではないでしょうか。

私もその一人なのですが、そんな話を齊藤さんにしたときに言われた言葉が先ほどの言葉でした。

齊藤さん曰く、「人と仲良くなるときに、名前を覚えないってことはないでしょう?植物も同じ。仲良くなろうと思ったらまずは名前を覚えること。」。

なるほど。おっしゃる通りです。

少しずつでも、森の中に”友達”を増やしていきたいですね。

また、自然楽校で森の中を案内していると、色んな人たちから「これは食べられる?」と聞かれることが多いそうです。確かにそれは気になる。

そんなとき、齊藤さんの答えは…
「はい。一回は食べられます。」

うん?と思うかも知れませんが、確かにその通りです。
一度であればなんでも食べられる。お腹を壊すかもしれないし、死ぬかもしれないが一度は食べられると。

こんなユーモアのある話で場を盛り上げながら、考えさせてくれます。

齊藤さんや他のリーダーの方々も色んな植物を口に入れたことがあるようで、痛い思いや苦い思いを数多くされてきたそうです。
それも森の中に”友達”を増やすことなのかも知れません。



それ以外にも、たくさん話のタネを持っておられて、少し歩くと色んなお話が出てきます!

この記事を見られて興味が湧いた方は、毎月第4土曜に開催されていますので、ぜひご参加ください。活動の予定は、環境アニメイティッドやおの広報紙から見ることができます。
アニメイティッドやおの広報紙はこちら

また、興味はあるけど、参加が難しい…という方には、なんと!
齊藤さんの色んなお話がまとめられた書籍も販売されています!
書籍の詳細はこちら
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森林は、地球温暖化を防ぐためには、なくてはならない存在です。
そんな森林の中に”友達”を作るために、みなさんもぜひ自然楽校に参加してみてはいかがでしょうか。