ごーやカーテン

夏を涼しく過ごす工夫

がまんするのではなく、涼しく工夫して夏を乗り切りましょう

日射を防ぐ

日陰は涼しいです。すだれやカーテンなどで、部屋に日射が入らないようにすることが有効です。5月ころにゴーヤなどを植えて「緑のカーテン」にすると、雰囲気もいいですし、食材としていただくこともできます。

 屋外に設置するすだれと、屋内に設置するカーテンでは、すだれのほうが涼しくなります。窓の内側のカーテンが暑くなってしまい、熱がこもってしまう場合があるためです。

 屋外に出るときも、直射日光をあびないように、日傘を活用したり、日陰を歩くようにしましょう。

風を活用する

 風があると涼しく感じます。扇風機やうちわを活用しましょう。汗が蒸発するために、実際に皮膚の温度が下がり、風速1m/sの風で1℃ほど涼しく感じます。

 夜には外気温も下がってきます。場合によってはエアコンの設定よりも涼しくなっている場合がありますので、夕方以降は外の温度も気にしてみてください。夜の間に風を通して、室内を冷やしておくと次の朝、涼しく過ごせます。

 ただし外気温が高い日中などは、熱い風を防ぐほうが涼しく過ごせる場合があります。

エアコンのフィルター掃除

フィルターがつまると効率が落ちるので、月2回くらい掃除しましょう。自動的に掃除する機能がある場合には、楽ができます。

 同じように、室外機の周りに物を置いたりして、風通しが悪くなると効率が落ちてしまいます。風がスムーズに流れるように、気を付けてみてください。

 

こまめな水分補給

 日本の夏は、昔とは比べ物にならないくらい暑くなっています。熱中症予防のため、室内でも、常に水分補給に心がけることが大切です。2018年の夏には、全国で9万人もの人が熱中症のため救急車で搬送されました。

 汗とともに塩分が失われるため、塩分の補給も併せて行うことが有効です。また、お茶は利尿作用があるため、余計に水分を奪う場合があるため、熱中症予防としてはあまり適しません。

そして部屋の冷房設定は28℃に

 人によっては少し汗ばむくらいの気温ですが、猛暑から十分体を守ることができます。上の取組をすると、十分涼しく過ごすことができます。

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 家の冷房を止めて、涼しい場所にでかけましょう。ゆっくり過ごせるイベントや、施設・お店、自然公園なども探して、ぜひゆっくり楽しんでください。家族で一つの部屋にあつまって冷房をすることでも省エネになります。