八尾市立曙川小学校

「あきらめなければ夢は叶う」 ~脱炭素に向けたチャレンジ~

2021.2.17

団体

八尾市立曙川小学校(八尾市八尾木東2丁目28番地)

地域とつくるエネルギー環境教育

「あきらめなければ夢は叶う」を合言葉に、様々な取組が実現されていくことを児童たちに実感してもらいながら、エネルギーについて知り、体感してもらえるなど、地域や他団体との協働により様々な取組が行われてきました。

(曙川小学校のこれまでの取組)
・ホタルを育てるビオトープにおけるエネルギー環境教育
・ソーラーカー作り
・自転車発電によるイルミネーション
・エネルギー落語絵本“発電お好み焼き横丁”による環境教育

ホタルを育てるビオトープにおけるエネルギー環境教育


校内にあるエコビオトープで体験活動をする中で、児童から「ビオトープにホタルを呼びたい」との声が上がったことから取組は始まりました。
公立小学校では全国初となるクラウドファンディングを活用し、資金調達に成功!!その資金を活用して、ビオトープを整備し、ゲンジボタルの育成が始まりました。
さらに、ビオトープ内の水循環を行うポンプのエネルギーを太陽光発電によってエネルギー自給したり、雨水タンクによる雨水利用をしたりと、持続可能な環境にもなっています。

そして、
ついに、
2020年5月にビオトープ作製から3年目にして、ついにホタル飛翔の瞬間が訪れました。
ゲンジボタルの産卵から羽化までの完全養殖に成功し「自然と科学の共生 ホタルビオトープ」が完成した瞬間でした!!

高校生との協働によるソーラーカー作り

ソーラーカープロジェクトは、大阪府立堺工科高校のソーラーカー部の学生さんと協力して実施されました。
ソーラーカーのデザインを小学生が考え、ソーラーカー本体の構造は高校生が作製するという世代を超えたプロジェクト。完成したソーラーカーを見た子どもたちは、感動しながら「未来はぼくたち子どもが創っていくんや!」と熱い想いを語っていたそうです。

 

地域と協働で作った自転車発電によるイルミネーション

発電イルミネーションプロジェクトは自分たちが発電した電力でLEDライトを光らせるというプロジェクトで、6年生が中心となって取り組みました。
電力関係の会社に勤める保護者の協力で、電気の仕組みを子どもたちに伝えながら作製。また、バッテリーに溜めた電力を災害時の非常用電源にも使えるように設計。
「あきらめなければ夢は叶う」と輝く文字は、卒業する6年生の未来を明るく照らすメッセージとなりました。

 

PTAと協力して製作したエネルギー落語絵本
“発電お好み焼き横丁”による環境教育

電気をお好み焼きに、各発電所をお好み焼き屋さんに例え、日本のエネルギーについて楽しく学べる絵本を制作。絵本の制作にあたっては、PTAの読み聞かせ団体「ぷくすま」と協働で実施。地域とともに作る絵本が完成しました!!
また、絵本の内容をデジタルデータで無料配信されており、全国、誰もが見てもらえることができます。
(発電お好み焼き横丁 : https://www.sisin-wizard.jp/okonomiyaki-street )

 


令和2年度 気候変動アクション環境大臣表彰 受賞!!
脱炭素チャレンジカップ2021 金賞受賞!!

曙川小学校のこれまでの取組により見事入賞されました!!
令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰 : https://www.env.go.jp/earth/ondanka/min_action_award/winners.html
脱炭素チャレンジカップ2021 : https://www.zenkoku-net.org/datsutanso/award/