地球温暖化の影響
地球温暖化では、単に気温が高くなるだけでなく、降水量の変化や、台風などの暴風雨の発生など、様々な異常気象が起こります。このため世界的には「気候変動問題」とも呼ばれています。
こうした気候がおかしくなることで、暴風雨被害や拡大したり、農作物への悪影響が出たり、熱帯性の病気が広がるなど、私たちの生活にも大きな影響が出てきます。
世界の平均気温は過去から約1℃上昇しており、すでに影響が出ています。問題はこれから適切な対策がとれなかった場合、2100年までにさらに1~3℃上昇することが予想されています。

猛暑・熱中症
熱中症により救急車で運ばれた人は、2018年には全国で9万人以上。そのほかにも、毎年数十万人の人が医療機関で熱中症と診断されています。

農業への打撃
気温が上昇すると、農作物が気温の変化についていけなくなり、生産性が下がる可能性があります。

巨大台風・集中豪雨
気温や海水温が上がると、台風が巨大化し、集中豪雨も増えると予測されています。
海面上昇
南極や北極などの氷河が溶けて、海の水位が上がってしまい、低い場所にある土地や小さな島などが海に沈んでしまいます。
感染症の拡大
マラリアやデング熱など熱帯性の感染症の発生範囲が拡大します。
その他
その他にも、生態系が破壊され、絶滅する動植物が増えることなどが懸念されています。
防ぐことはできますか?
原因は私たちが使うエネルギーですから、私たちが未来を選ぶことができます。八尾市も積極的に地球温暖化対策を進めています。
大切なのは、先送りにせずいまから取り組むことです。将来の予測でも、問題を解決できるシナリオが用意されています。