ハッピーアースデイ大阪

One step for action

2016.8.23

団体

 「アースデイ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?全世界的に、4月22日を「アースデイ」と位置づけて、地球のこと、環境のことを考える日とされています。日本国内でも、多くの地域でアースデイに関連したイベントが開催されています。

 そんなアースデイイベントの中でも、ハッピーアースデイ大阪は八尾市にある久宝寺緑地で実施。日本初の学生主体アースデイイベントとして2011年の春から始動し、2016年3月で10回目を迎えました。
DSC_0037
ハッピーアースデイ大阪を立ち上げたのは、当時学生だった中村満さんとフィリピンの貧困問題をココナッツのフェアトレードなどを通して解決する企業「株式会社ココウェル」の代表 水井裕さん。中村満さんは、学生時代から平和活動、人権活動、環境活動の団体を自身で立ち上げて、活動に取り組んでこられました。そんな中で、それぞれの分野で一緒にできることはないのか、ということを考えたときに思いついたのが「ハッピーアースデイ大阪」。ちょうどそのとき、神戸でアースデイを開催していた水井さんとの出会いがあり、水井さんの地元である大阪でもアースデイを開催したいという思いとも重なり、開催地である久宝寺緑地の協力もあり第1回の開催にこぎつけました。
logo_02_llthew
 ハッピーアースデイ大阪のロゴマークは三つ葉のクローバーを表しています。三つの葉っぱは、平和、人権、環境のそれぞれの分野の想いを表し、そこに、アースデイに参加する人々の想いが加わって四葉のクローバーになるというもの。

当日の様子を見ていると、そのこだわりが伝わってきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA


ハッピーアースデイ大阪には、フェアトレードやオーガニックなどこだわりの詰まった商品を提供するお店がたくさん出店されます。出店するには、ハッピーアースデイ大阪の実行委員による審査があり、アースデイの趣旨に沿った内容でないと出店ができません。ここを徹底しているので、ハッピーアースデイ大阪に出ているブースはどこもとっても想いが詰まった商品ばかり!
DSC_9965
ワークショップのブースでも、八尾特産の河内木綿の綿繰り体験や、廃油を作ったキャンドルづくりなど、地域のことや環境のことを楽しみながら考えることのできるブースがたくさん!
DSC_0108
ステージでも里山の間伐についてわかりやすく伝える講座が行われたり、みんなで「いただきます」をする企画が行われたり、家族でヨガをしたり…。
DSC_0421

DSC_0308環境や平和、人権という難しい問題に対して、わかりやすく、楽しみながら体験できる企画が盛りだくさんです。

毎年、3月に久宝寺緑地で行われるアースデイで、一緒に楽しみながら地球のことに思いを馳せましょう!