おばんざいバル りんご屋

安全なものを地域の人に食べてほしい

書き起こしテキスト

おばんざいバル りんご屋
八尾市陽光園2-6-32

安全なモノを地域の人に食べてほしい。
その想いから、自家菜園や自然農法の新鮮な野菜や、ご当地の食材などを取り入れた料理を提供しているおばんざい屋さんです。
また、お料理を提供するだけでなく野菜本来の素材の扱い方や、レシピまでをお客様に提案しています。

橋本佑美はしもとゆみさん
おばんざいバル りんご屋 店主

野菜素材に対するこだわりやいつも心掛けていること

地球にいいものは、体にいいと思っていて、無農薬であったりとか、自然農のお野菜を取り入れてるんですけど、全部が全部、無農薬でないといけないっていうのは、今の世の中難しいと思っていて、ただ、それを楽しんで出来るように、例えば下処理の時に、ちょっとでも付着材であったり農薬を流したり出来るので、そういうことを心掛けてやっています。

地産地消についての考えや大切に思っていること

地産地消で大切だと思っているのが、地域で採れたものを新鮮なまま食べるという事ももちろんなんですけど、どちらかと言うと、必要なものを必要な分だけ得る。やっぱり、フードロスとか、必要以上のものを今、採り過ぎてしまってると思うので、要るものを必要な分だけ、毎日採っているというのを心掛けて扱っています。

人や環境に優しい野菜作りや飲食店を始めたきっかけ

富田林と八尾で、小さい畑をしてまして、そちらで採れたお野菜などを、お店で使用したりしています。
二十歳を過ぎた時に、ボランティアバイトというものがあって、山梨のほうに農業をしに行ったんです。
ある日、昼休みに畑のど真ん中でゴザ敷いて、手とかも、石鹸で洗うような「清潔に綺麗に」といった手じゃ無い手で、水でバッと濡らしたレタスを、ガッて剥いて、マヨネーズをかけて、みんなで食べたんですよ。
それがすごく美味しくて。
食べ物自体もそうですし、誰と何処で過ごすのかっていうのが、すごく大事だなと思って。
その時に、ひとつ「食」っていうものが自分の中で、「世界に通ずる、何かきっかけになるようなことが出来るんじゃないかな」という風に思ったのがきっかけです。

コロナ禍の時代において新たに始めた取り組み

一つが、テイクアウトを始めました。
そのテイクアウトの品とかも、薬膳の先生とコラボして、薬膳メニューで、少しでも体に良いものを取り入れたお弁当。
容器のほうは、バガス素材。
トウモロコシの搾りカスなどを使った素材のものであったり、紙のものを使っています。
あと、近くの設計事務所の軒先を借りて、週に1回、八百屋さんを。
減農薬であったり、自然農法のお野菜を販売する八百屋さんを営んでいます。

その他に取り組んでいる環境に関する活動

「Re女子部」という活動グループがあって、その一環でゴミ拾いを企画させて頂いてます。
八尾市であったり、大阪城であったり、あと海沿いとかの、色んな所でゴミ拾いイベントをしてるんですけど、りんご屋の常連さんであったり、お客様も興味を持たれて来てくださったりとかも、して頂いてます。

りんご屋が目指すお店の理想像とは

色んなお客様と出会ったり、この場所で「今日こういうことがあったよ」とか、例えば、悲しいことであったり、楽しいことであったりしても、一緒にガハハって笑って、「育んでいけるお店」っていうのを、これからも育てていけれたらなと思っています。

協力

りんご屋 店主 橋本佑美さん

画像提供

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